どうも、とよこのです。
Terra (テラ) のド・クォンCEOの異議が却下されました。
クォンCEOは、SEC(米国証券取引所)の召喚状に対して異議をとなえていましたが、米国控訴裁判所はこれを却下したようです。
何かといまだにお騒がせの Terra 。ハードフォークをおえて誕生した二つのトークン。LUNA (新LUNA)と LUNC(旧LUNA)も仲良く下落し続けています。この光速で落ち続けてるナイフを掴みにいった私の右手首は切断されました。
祭りはもう終わってしまったのか?
否!
Proposal 3568
Lunc のコミュニティで、ある提案が提出されました。
それが、Proposal 3568。
この提案は、Terra のエコシステム崩壊で9割以上の価値が消失した LUNC (旧Luna)の一枚あたりの価値を上げようよ!
ってやつです。
一体、どうやって?
それは、
Lunc の取引に 1.2%の Tax/Burn を課しちゃおうよ!
ってことみたいです。
つまり、取引に1.2%の Tax(取引手数料みたいなもの?) がかかる。この Tax は LUNC で徴収され、Burn (バーン)される。すなわち、燃やされ消える。
全体の価値は変わらず、枚数だけが消えていくので、一枚当たりの価値が上がるというわけだ。株式償却みたいなものかな。
元々、最大の暗号通貨取引所バイナンスのジャオCEOは、LUNA救済はハードフォークでなく、このバーンを提案していました。
採決始まる
この Proposal 3568が先日6月10日に採決にかけられました。ちょうどサッカー日本代表がガーナ代表と戦っていたときですね。
採決は無事に終わり、賛成多数で可決となりました。
- 賛成83.3%
- 反対0.4%
- 棄権16.3%
こんなもの賛成以外ないだろうと思いますが、反対の考えの方も一部いらっしゃいました。噂では、LUNA(新LUNA)を支持する人の中に、この Proposal 3568を反対する人がいるとか、いないとか。LUNCを完全につぶして LUNAの価値を上げようという考えを持つ人がいてもおかしくはないですね。
祭りは開催されるのか?
このバーンを試算してくれている方がいらっしゃいました。
毎日 43.2B がバーンされる。
一ヶ月で、1.296T となる。
それが、5か月も続くと 6.66096T 、99%のバーンが実現されるというわけです。
やったー!爆上げ必至!
でも、浮かれるのはまだ早いようです。コミュニティで可決されたとはいえ、取引を扱う取引所はまだ何もアナウンスをしていません。
実際に、価格は大して反応していません。
むしろ、まだ下落しています。
がっかり…。
さらなる動きが
しかし、さらなる動きが!?
バイナンスのLUNCのウォレット残高が爆増しているようです!!!
これに対して、憶測が飛び交っています。バイナンス保有のウォレットなのか?顧客のウォレットなのか?
バイナンスがすでにバーンをしているという情報も出てきました。
そう、バイナンスがバーンをテストしている!?
前述のとおり、もともとバイナンスのジャオCEOはバーン派でした。これは、あるかもしれません。
しかし、もう一つ気になるところが。
それは、そもそも今の Terraに価値があるの?
USTとのドルペッグとしての価値があった Terra であり LUNA だと思います。これが崩壊した今、一番の問題はそこな気がしますね。
とはいえ、短期的なお祭り参加ならば、まだまだ期待はできそう!!!
右手首が切断されたなら、左手首があるじゃない!!!
コメント